タスクシュートとは

タスクシュートとは、日本発、ボトムアップ型のタスク・行動・時間管理手法です。1998年8月6日に、大橋悦夫さん(@shigotano)によってその原型が開発されました。

「プラン・ログ・ルーチン」の3要素からなるタスクシュートサイクルを日々回していくことで、実行が強力に後押しされるのが大きな特徴です。

タスクシュートサイクル.png

プラン

今日1日にフォーカスして、今日やること(タスク)を直列に並べます。今日やらないことはリストには入れません。

全てを書き出そうとする必要はなく、今日確実に着手したいことをリストに入れます。また、着手する順番やいつ頃やるか(セクション)を考えてプランを作ります。

タスクシュートでは、今日のプランが現実的なプランになっているかを重視します。具体的には、各タスクに見積もり時間を入れ、その合計時間が今日1日の残り時間内に収まっているかを確認します。

TaskChute for Notionでは、このような計算が自動で計算されるので、一目で現実的なプランかがわかります。

ログ

1日を過ごしていく中で、プランに入れたタスクに着手します。着手するときに開始時刻を入力し、タスクに取り組みます。一定時間が経ってタスクを終了する時が来たら、終了時刻を入力します。こうして、プランがログへと置き換わっていきます。タスクを終了しても、リストから消えることはありません。また、慣れてきたらプランに入れていない突発的なことなどもその都度記録をとっていくこともおすすめです。

TaskChute for Notionでは、ボタンをポチポチ押すことによって簡単に開始時刻・終了時刻を記録していくことができます。

この開始・終了時刻の記録によって、1日の終わりには「今日自分が何をやったのか」が一目で分かるようになります。

ルーチン

日々のタスクの中には、繰り返し実行するようなタスクがさまざまあるでしょう。

例えば「歯磨きをする」といった日課から、「朝の散歩をする」といったできれば習慣化したいこと、あるいは「プレゼン資料を作る」など複数日にわたって取り組むようなタスクです。

このようなタスクを、プランに入れてログにできた(実際に着手できた)としたら、それをルーチン化して、明日以降も実行しやすくします。ルーチン化することで、そのタスク名や実績時間(実際に取り組んだ時間)をもとに、次の日以降のプランに反映することができるようになります。

こうして、実際にできたことをもとにルーチン化することによって、翌日以降も実行できる可能性が高まります。

TaskChute for Notionでは、ルーチン化したタスクは、ボタン一押しで今日のプランに入れることができます。こうしてサイクルが一巡し、また新しい1日をプランから始めます。